特集

2021.1.15

新人写真家の登竜門 キヤノンの「写真新世紀」で 優秀賞を受賞

沙巴体育app 芸術学研究科1年
金田 剛さん

「写真新世紀」とは
「写真新世紀」は、写真表現の新たな可能性に挑戦する新人写真家の発掘?育成?支援を目的としたキヤノンの文化支援プロジェクト。写真の持っている可能性を引き出す創作活動を奨励し、受賞作品展の開催や受賞作品集の制作、ウェブサイトでの情報発信など受賞者の育成?支援活動を総合的に行っている。

『M』

金田 剛 『M』(滝本 幹也 選)
コンセプト / 19世紀に写真術が発明されてから、天文学の研究分野が飛躍的に発達した背景がある。写真を用いて星を手に取るように眺めるということ。それは天文学者が長年思い抱いていた欲望のように思えてならない。この作品は写真術が天文学に齎した結実を、架空の天文学者『M』の軌跡を巡り表現し、制作したものとなっている。当時実際に使用されていた機材や写真乾板などといった観測の痕跡、歴史背景を元にイメージを組み立て、彼がかつて観てきた天体や観測フィールドなどを交えてフィクションの物語を紡いだ。過去に天文学者が写真に残した宇宙への探究心は知識の賜物として現在もなお我々に受け継がれている。

写真表現の可能性を追求していきたい

金田 剛 『M』
ある天文台で観た古い天体写真から「架空の天文学者『M』の軌跡」というイメージが生まれました。写真はシンプルだけれども非常に奥が深いメディアアートです。これからも既存の価値観、解釈を越える作品を発表して、写真表現の可能性を追求していきたいと思います。今回の優秀賞は家族や先生方、友人たちなど、多くの人たちの応援やアドバイスによっていただくことができました。自分一人の力では成しえなかったと思っています。心より感謝を申し上げます。

※所属?職名等は取材時のものです。

写真学科

実践的な教育が写真に関わる全ての仕事で通用する真のプロを育てる。

1923年創立の「小西写真専門学校」をルーツとする本学科は、日本で最も長い歴史と伝統を誇る写真教育機関です。90年以上の歴史の中で培われた教育ノウハウは、他校の追随を許しません。写真技術だけでなく芸術分野の専門科目を学ぶことで総合力を習得。写真に関わるあらゆる領域で活躍できる真のプロフェッショナルを育てます。